cassio-peia-summerのブログ

里つばめ先生の漫画のファンです

『俺が好きなど嗤わせる』

定期的に読み返す度に好きになる。(里先生の作品はどれもそうなんですが)
自分と共通点があるわけでもないのに、神谷さんサイドで語られることが多いからか、自然と感情移入して読んでしまう。品のある見た目と反して内心口が悪いところ、クールなようでいて結構顔に出ちゃうところが好き。6話で焦って書類ばらまいた女子社員に手を差し伸べる梶さんに向ける視線とかマジで怖いしな。
あの辺りの、梶さんの気持ちを素直に受け入れられず心が荒れているところから、二人が距離を置いて自分の気持ちに気付くまでの流れが丁寧に描かれていて、最後自分から思いを告げる場面で胸がジーンとなる。

 

そして、序盤からずーっとお酒が出てくるなと思うのは私がお酒好きだから??
上巻
・1話の扉絵でシャンパンボトルを持っている神谷さん。飲む気満々(違う)
・最初に梶さんに手を出し、関係を持ったきっかけが飲み会
・ひとり自宅で酔っぱらって残業中の梶さんへお誘いの電話を掛けて無下にされ、ムラムラして(懲りずに)外へ飲みに行く
・その頃梶さんは職場で宮川次長と軽く飲んでいる(このふたりのやりとり好き)、アドバイスを素直に聞き入れ神谷さんの元へ・・・


下巻
・梶さんと自宅で過ごすときは缶ビール、ビールこぼして着替えようとしてそのままエッチになだれ込む
・おしゃれなデートでは赤ワイン
・その後賭けをして決裂、自分の発言に嫌気がさしたか自宅でやけ酒あおる(ビール、ワインとにかくいっぱい)
・職場での突然のキスに素で赤面、自宅のソファで一人飲みながら梶さんとのあれこれを思い出しちゃう
・泊り研修の飲み会を抜け出し、梶さんにTEL→クライマックスへ

 

えーと、仕事してるか飲んでるかですね(失礼)
泥酔シーンはなくお酒は強いタイプのようで、お酒の力を借りて素直になったりいつもより大胆になるタイプかと思われます。
恋人は新潟の酒蔵の息子ですし、一生お酒には困らないでしょう。
よかったよかった